24日に開幕する冬季国体の注目選手をシリーズでお伝えしています。

今回はフィギュアスケート成年男子に出場する白鴎大学の平田大和選手です。

この種別に栃木県の選手が出るのは15大会ぶりで大会にかける思いや演技の見どころを聞きました。

国体のフィギュアスケートは少年と成年のそれぞれ男女合わせて4つの種別で行われ1種別に各都道府県から2人が出場、その合計点で順位を決めます。

栃木県からは少年女子と成年男・女の3つの種別でご覧の6人の選手が出場します。

中でも成年男子では15大会ぶりに栃木の選手が氷上を舞います。

成年男子に出場する白鴎大学3年の平田大和選手(21)です。

平田選手は小学4年生のころ宮城県仙台市でスケートを始めました。

冬季国体には2016年、岩手県で行われた大会に中学3年生で初出場。

高校1年の時に引っ越してきた宇都宮市で技を磨いています。

平田選手:「栃木県代表としての出場は初。日光での開催なので気合が入る」

今回が6年ぶり2回目の国体出場となる平田選手。

どんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか?

成年男子には28人が出場を予定していて、ショートプログラムで上位24位に入るとフリーに進むことができます。

より自分のスケートを表現できるフリーの演技時間はおよそ4分間。

平田選手は特にプログラムの「終盤」を見てほしいと意気込みます。

地元で迎える大舞台。パフォーマンスの精度を上げひとつでも上の順位に入るため「自分を信じて」練習に励んでいます。

平田選手:「自分を信じて練習を頑張る。自分の演技や国体でもっと人気競技になってほしい」