福田富一知事は20日の定例会見で24日から日光市で開催を予定しているいちご一会とちぎ国体の冬季大会について予定通り開催すると正式に発表しました。

福田知事:「感染防止対策を徹底した上で開催することで合意しました」

冬季大会については、年明けから新型コロナウイルスの感染が急拡大したこと受け福田知事は開催の可否の判断を20日に行うとしていました。

20日午前中に主催者の日本スポーツ協会、スポーツ庁と協議の結果、感染防止対策の取り組みやインターハイなど全国規模の大会の開催状況などを総合的に判断して予定通り開催することで合意したということです。

大会は今月24日から30日の日程でスケートとアイスホッケー競技が行われ、44の都道府県から選手、役員などおよそ1770人が参加します。

大会要綱では参加予定の4分の1以上が棄権した場合には中止を検討するとされていますが、これまでのところ出場を辞退した都道府県はないということです。

今後、感染の拡大などにより出場辞退が相次いだ場合には試合前日までに各競技団体で中止を含めて対応を判断します。

大会は無観客で開催され、参加する選手や役員、審判など全員のPCR検査と14日前からの健康観察が義務付けられています。

福田知事:「選手の安全安心を最優先に安全安心な大会にしていきます」