栃木県内1週間で1615人感染 9割がオミクロン株疑い
栃木県内の1週間の感染状況です。
1日当たりの新規感染者数の発表が過去最多を更新するなど感染拡大の第6波がより顕著になっています。
県内では1月13日から19日までの1週間で1615人の感染が発表されました。
18日から2日連続で1日当たりの新規感染者数が過去最多を記録し、1週間当たりの感染者数は前の週の3倍以上に膨れ上がっています。
居住地別にみますと特に多くの感染が確認されているのが宇都宮市で478人、次いで小山市で151人、佐野市で114人となっていて県内のすべての市町で感染者が確認されています。
年代別で最も多いのが20代の361人、次いで10代の264人、30代の229人と上位の3つの世代だけで全体の半分を占め、若者の感染が目立っています。
この1週間で発表されたクラスターは宇都宮市の部活動や那須烏山市の塾、佐野市の保育施設など11件です
県内の累計は140件となりました。
また、80代男性1人の死亡が確認され、県内の死者は累計で119人になりました。
県が12日から18日に行った検査で感染者のおよそ9割以上にオミクロン株の疑いがありほぼ置き換わっていることが予想されます。
感染状況を判断する県独自の指標をみますと病床使用率が前の週から5.2ポイント増加したほか、前の週では警戒度レベル2に位置していた直近1週間の検査陽性率と人口10万人あたりの新規感染者数が5段階で上から2番目の「レベル3以上」に悪化しました。