冬季国体の注目選手をシリーズでお伝えしています。

今回はスピードスケート成年男子、長距離5000mに出場する北海道出身の小川拓朗選手と中長距離1500mと5000mに出場する青森県出身の山本大史選手です。

実は2人ともこの国体にかける大きな理由があります。

小川拓朗選手は26歳。経歴は華やかで2015年の全日本距離別選手権1万m優勝、去年12月の全日本選抜5000m優勝。

国体も少年のクラスから出場しています。しかし、なぜか優勝はなく準優勝が5回。「何としても優勝」と気持ちを高めています。

身長179センチ。大柄な小川選手は踏ん張りどころの中盤でもラップを落とさないスタミナが大きな特徴です。

山本大史選手は23歳。明治大学を卒業したばかりの社会人1年目です。

大学4年の時に全日本学生選手権で総合優勝。去年12月の全日本選抜1500m優勝と実績は申し分なしです。

山本選手は中・長距離中心のオールラウンダー。かけひきがうまくハイスピードのレースでも瞬発力はピカ一。やはり国体では2位が最高で社会人1年目、栃木での活躍を誓っています。