寺の住職が生きることの大切さ伝える 小学校でいのちの授業
宇都宮市の小学校で19日、お寺の住職を講師に迎えて命について考える特別授業が行われました。
宇都宮市では小学生を対象にさまざまな分野の専門家を呼んで生や死について考える授業を毎年行っています。
19日、平石北小学校で行われた授業では東京都にある浄心寺から佐藤雅彦住職が訪れ、「死」をテーマに授業を行いました。
佐藤住職は幼いころの闘病生活をきっかけに死が身近にあることや命のもろさに気が付いたと話しました。
自分の命の始まりをたどると、両親とその両親、その先祖と何世代にもわたって命が続いているということを数を使って説明した上で遠い過去からきょうまでつながっているかけがえのない今を生きることの大切さを訴えました。