青森山田がベスト8! 鈴木章斗7ゴール目の阪南大高に3-1勝利【高校サッカー選手権】

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第100回全国高校サッカー選手権大会の3回戦第1試合が2日に各会場で開催。駒沢陸上競技場では2試合で11得点無失点の阪南大学高校(大阪)と、2大会連続準Vで今大会も優勝候補筆頭にあがる青森山田高校(青森)が激突した。

互いの攻撃姿勢がぶつかり合った試合は青森山田が先制。14分、右サイドからのクロスにボックス右の松木が頭で合わせると、背後の相手にヒットしたボールがそのままゴール左に吸い込まれていった。

追いかける阪南大高は失点後も下を向かず、22分に左CKのチャンスから相手ゴールに迫る場面を作り出すなど反攻。終盤にかけても敵陣に攻め入ったが、40分のフィニッシュシーンも左ポストを叩く。

すると、1点リードで折り返した青森山田は48分、右CKからのクロスに反応した丸山大和がボックス中央にポジションを移しながらヘディング。これがゴールネットを揺らして、後半早々に追加点を奪う。

その青森山田は52分、前がかる相手の逆を取るように中盤でのボール奪取をカウンターに繋げ、名須川真光がチーム3点目をマーク。前半にシュート数2本ずつと拮抗した展開だったが、一気に突き放す。

劣勢の阪南大高だが、2戦連発中で今大会6ゴールのエースが反撃。58分、右サイドでのロングスローがゴール前の混戦を生むと、こぼれ球に素早く反応した湘南ベルマーレ加入内定の鈴木章斗が押し込む。

その直後にもカウンターから鈴木がゴールに迫った阪南大高は76分に櫻井文陽が右足ミドルを放っていくなどで攻勢を強めるが、青森山田は守護神の沼田晃季を中心にした守りでさらなる失点を許さない。

したたかな試合運びで阪南大高を下した青森山田は4大会連続8強入り。4日の準々決勝では東山高校(京都)と長崎総合科学大学附属高校(長崎)の勝者と対戦する。

阪南大学高校(大阪) 1-3 青森山田高校(青森)

【青森山田】

オウンゴール(前14)

丸山大和(後3)

名須川真光(後12)

【阪南大高】

鈴木章斗(後18)

◆他会場結果

《12:05》

前橋育英高校(群馬) 2-1 鹿島学園高校(茨城)

宮崎日本大学高校(宮崎) 0-8 静岡学園高校(静岡)

帝京長岡高校(新潟) 1-1 (3PK5) 桐光学園高校(神奈川)

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