栃木県内新たに23人感染 宇都宮でクラスター 新型コロナ 28日発表
新型コロナウイルスについて栃木県と宇都宮市は28日、新たに23人の感染を確認したと発表しました。
このうち宇都宮市では保育施設でこれまでに29人の感染が分かり県内で121例目のクラスターと認定しました。
感染が確認されたのは、宇都宮市に住む10歳未満から30代までの男女21人と足利市の40代男性、高根沢町の40代男性です。
宇都宮市の保育施設では28日までに園児25人と職員4人の合わせて29人の感染が判明していて県内で121例目のクラスターと認定されました。
宇都宮市によりますと12月25日に幼児1人の感染が確認され、27日は職員3人と幼児7人が、28日は職員1人と幼児17人の感染が判明しました。
さらに、28日感染が判明した人の中に、市の国体・障害者スポーツ大会局の総務広報課に勤務している30代の女性がいることも分かりました。
なお、この女性は12月21日午後2時以降、勤務中に市民と接触しておらず濃厚接触者に当たる職員もいないということです。
県内の感染者は累計1万5,591人となりました。
現在の療養者は72人で入院調整中は21人、自宅療養者は23人です。
重症はいません。
近県の感染状況です。埼玉県では8人の感染、群馬県では20人の感染を発表しています。
茨城県で新たな感染者は確認されませんでした。