仕事納め 翻弄された1年 打開模索
2021年も残すところ3日となった28日、ビジネスシーンでは多くの企業が仕事納めの日を迎えました。
2021年最後の営業日となった宇都宮市のデイサービス施設では、利用者4人を迎えて関節を曲げ伸ばしする運動やマッサージを行いました。
施設はリハビリ専門で高齢者を中心におよそ50人が定期的に訪れます。
仕事柄、客とスタッフが密接に触れ合う場面もあるため、コロナ流行初期の去年は利用者が通所を控えるなど売り上げに打撃を受けましたが、今年はワクチンの接種が進んだこともあり、去年ほどの悪影響はなく1年を締めくくることができました。
一方、経営者目線で見ると去年と同じく厳しい1年でもありました。
このデイサービスを経営する大塚 訓平さんです。
美容室や不動産など複数の事業を手掛ける傍ら車いすユーザーとしての経験を生かしたNPO活動も続けていて、さまざまな視点から来年に向けた打開策を模索しています。