時短&失敗しない!クリスマスに作りたい「鶏もも肉のクリーム煮」レシピ【簡単オシャレな肉料理 #2】

本格フレンチをラクに再現!鶏もも肉のクリーム煮【簡単オシャレな肉料理#2】

12月の毎週水曜日連載「簡単オシャレな肉料理」では、家庭で再現できる本格的な肉料理のレシピを、新進気鋭のシェフに紹介してもらいます。

第二回は、「鶏もも肉のクリーム煮」。

レシピを教えてくれたのは、東京 幡ヶ谷にある「bistrot semaille(ビストロスマイユ)」の石谷シェフです。

材料(1人前)

・鶏もも肉……125g(大きいもので1/2枚くらい)
・ベーコン……20g
・きのこ(お好みで3種ほど。今回は、しめじ、マッシュルーム、エリンギ)……計50g
・生クリーム……60cc
・水……50cc
・白ワイン、または料理酒……20cc
・バター……4g
・チンゲン菜……1/4束
・塩……適量
・こしょう……適量
・パセリ(あれば)……少々

下ごしらえ

バターライスを炊いておく

米1合に対して、バター10g、コンソメ小さじ1杯を加え、目盛りよりも水を少し少なめにして炊飯器で炊きます。炊き上がったら、軽く塩・こしょうを振って混ぜておきましょう。ローリエといったハーブがあれば、加えるのもおすすめです。

「バターライスは油が入るので、少し硬めに炊き上げておきます。メインのご飯というより、付け合わせ感覚です」

チンゲン菜をゆでておく

作り方(5ステップ)

1. 鶏もも肉を焼く

鶏もも肉に塩、こしょうをふります。

「こしょうは焦げやすいので、しっかり焼く皮目には振りません。身の部分だけでOKです」

フライパンにサラダ油(分量外)をひき、中火で皮目から焼きます。皮と身の間にある脂を、ジワジワと出すようなイメージで焼きましょう。皮目がしっかり焼けたらひっくり返し、身の表面の色が変わるまで焼き上げたら、いったん取り出しておきます。

「煮込む段階でしっかり火を入れていくので、ここでは表面に火が通る程度で大丈夫です」

2. 同じフライパンで、ベーコンときのこを炒める

鶏もも肉を焼いたフライパンで、ベーコンを炒めます。脂が多かったら、キッチンペーパーで拭いて少し減らしておきます。

ベーコンから香りが出て色付いてきたら、きのこを加えてさらに炒めましょう。

「どの料理を作るときも、きのこは3種以上使うのがおすすめです。旨味と香りが出て、味に深みが出ますよ。今回は、しめじ、マッシュルーム、エリンギを使います」

3. 鶏肉をフライパンに戻し、白ワインを加える

取り出しておいた鶏もも肉をフライパンに戻し、白ワインを加えてアルコールを飛ばします。

4. 生クリームと水を加えて煮込み、バターを加える

生クリームと水を加えて、5分ほど煮込みます。塩・こしょうを加えて味を調え、最後にバターを加えてコクを出します。

「バターは風味を残したいので、必ず最後に入れます。入れたら、すぐ火を止めましょう」

5. バターライスと共に盛り付ければ完成!

炊いておいたバターライスを皿に盛り、肉、きのこソースを添えていきます。

彩りにチンゲン菜を飾れば、完成です!お好みでパセリをかければより豪華に。

肉ときのこの旨味たっぷり!あったかクリーム煮込み

鶏肉はふっくらやわらかく、グリルとは違ったやさしい味わいです。

複数のきのこの芳醇な香りと、ベーコンの旨味、クリームのコクがたっぷりで、付け合わせのバターライスともぴったり。シャキシャキでさっぱりしたチンゲン菜が、いいアクセントです。

本格的な味を簡単に再現できるのはうれしいですよね。このひと皿で、食卓が一気に豪華になります。見た目も冬らしく、おもてなしや、ちょっと特別なディナーに活躍するレシピです。

次週は「豚バラ肉と鶏手羽元のポトフ」を紹介

取材協力

店舗名:bistrot semaille(ビストロスマイユ)
公式SNS:https://www.instagram.com/bistrotsemaille/?hl=ja
公式SNS:https://www.facebook.com/bistrotsemaille/
電話番号:070-4466-3968
最寄駅:京王線幡ヶ谷駅 徒歩3分
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