東京Vが4選手と契約満了…柴崎貴広、富澤清太郎、ジャイルトン・パライバ、福村貴幸

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 東京ヴェルディは4日、GK柴崎貴広、DF富澤清太郎、FWジャイルトン・パライバ、DF福村貴幸について、2021シーズンをもって契約を満了し、2022シーズンの契約を結ばないことをクラブ公式サイトで発表した。

 現在39歳の柴崎は、2001年に向上高から東京Vに加入。2004年に横浜FCへと移籍し、FC東京を挟んで、2007年に東京V復帰を果たした。その後は、横浜FCへと期限付き移籍していた2013年を除き、東京V一筋でプレー。東京Vではリーグ戦通算139試合に出場している。

 現在39歳の富澤は東京Vの育成組織出身で、2001年にトップチーム昇格を果たした。2012年に横浜F・マリノスへと完全移籍し、ジェフユナイテッド千葉、アルビレックス新潟、SC相模原などでもプレー。今シーズン、10年ぶりに東京Vへと復帰していた。東京Vではリーグ戦通算187試合に出場している。

 現在31歳のジャイルトン・パライバは2019年夏に東京Vへ完全移籍。2019シーズンはJ2リーグの11試合に出場して4ゴールを記録したが、同シーズン終了後に退団していた。2021年3月に復帰を果たし、今季はここまでリーグ戦の10試合に出場している。

 現在29歳の福村は京都サンガF.C.や清水エスパルス、FC岐阜、ガイナーレ鳥取を経て、2020シーズンから東京Vでプレーしている。1年目の2020シーズンはJ2リーグの33試合に出場し、2年目の今季もここまでリーグ戦の33試合に出場している。

 各選手のコメントは以下の通り。

■柴崎

「今シーズンも東京ヴェルディへのご声援ありがとうございました!この度、契約満了により退団することになりました。ヴェルディでは合計17年在籍させていただきました。憧れのヴェルディの選手として、国立競技場でデビューしてから味スタなど色々なスタジアムでプレーした時間は本当に幸せでした。そしてヴェルディサポーター皆様の声援の中でのプレーは最高な気分でした。来シーズン、ヴェルディの選手としてプレー出来ないのは悔しいし、本当に悲しいです。でもそれは自分の人間としての日頃の行いやサッカー選手としての力不足だからだと思います。もっと色々な面で成長したいと思う気持ちもあるし、契約満了を伝えていただいてから、まだあまり時間も経っていなく、まだ心の整理が出来ていないのが本音です。このリリースで今後の事をお伝えできないのは申し訳ありませんが、また何らかの形でお伝えしたいと思います。17年間ありがとうございました!これからも東京ヴェルディをよろしくお願いします!」

■富澤

「日頃より東京ヴェルディと富澤 清太郎を応援してくださり、ありがとうございます。皆様にご報告です。この度私はチームを離れる事となりました。久しぶりに戻ったヴェルディでの日々は最高の仲間に恵まれ、大変貴重な財産となりました。私自身が得た他チームでの経験を、少しでもヴェルディと仲間たちに還元する事ができたなら本望です。クラブ支えてくださるパートナー企業の皆様、地域・行政の皆様、ファン・サポーターの皆様、ともに戦ったチームのみんな、ありがとうございました」

■ジャイルトン・パライバ

「まず初めに、サポーターの皆様、いつも温かいサポート本当に感謝しています。今年は怪我に苦しみ、思うようにチームに貢献でぎず難しいシーズンを過ごしました。東京ヴェルディに戻ってくる機会を作ってくださった永井前監督にはとても感謝しています。今後も東京ヴェルディの発展を願っています。ありがとうございました」

■福村

「2年間東京ヴェルディで過ごした1日1日は自分にとって素晴らしい日々でありました。毎日質の向上の為にこだわって練習し身体の為にクラブハウスで食事をして次の日の為にケアをして帰るの繰り返しでした。それに関わっていただいたチームメイト、コーチ、裏方、食堂のお兄さん、トレーナーには感謝しかありません。ありがとうございました」

「試合ではこの2年は手拍子だけの応援となりましたが、手が痛くなるほどの手拍子やどんな状況でも毎試合応援してくださる皆さんには本当に力を貰えました。なかなか多くの勝利と笑顔を届けられず申し訳ありませんでした。残りホーム1試合、勝利の為にサポーターの皆さん、クラブスタッフ、選手のみんな頑張ろう!!!!ありがとうございました」