家の中でいちばん汚れや臭いが気になる場所といえば…トイレ。掃除が面倒でつい後回しにしがちな場所でもあります。ここではお掃除スペシャリストのAyakaさんが、トイレブラシを使わずにトイレをピカピカに保てるグッズを教えてくれました。

トイレブラシを使わずに清潔にお掃除

今回はトイレのお掃除について。ここだけはきれいに保ちたいと、だれもが願う場所ですよね。

<画像注意!>便座の裏もしっかり掃除

少し前まで、トイレ掃除の主流は「トイレブラシ」でした。でも、トイレブラシにはばい菌がたくさんいるんです!

汚い場所を洗うブラシですから、放置するとばい菌が繁殖し、その汚れたブラシでまたトイレをお掃除…その繰り返しだと、トイレのきれいは保てません!

ここではトイレブラシを使わずに、掃除嫌いな方でもトイレをピカピカに保てるお掃除アイテム4選をご紹介したいと思います。

●重曹で一晩放置作戦!

ナチュラルクリーニングの代表とも言える「重曹」。トイレ掃除にはクエン酸も有名ですが、じつは重曹も大活躍します。

トイレで重曹を使う場合、効果的な方法は「一晩放置作戦」!

トイレの気になる黒ずみ。気づいたら黒い輪っかが…なんてことよくありませんか?

気になったら重曹200gを便器内へドボンと入れて一晩放置してみてください。

翌朝には黒い輪ジミがなくなり、便器内の臭いもなくなって、とても清潔感のあるトイレになります。

●最強洗剤ドメストを頼る!

重曹でも落ちない黒い輪ジミには、最強洗剤とも言われる、昔ながらの「ドメスト」がおすすめ。

塩素系漂白剤なので、酸性タイプの洗浄剤、たとえばクエン酸と混ぜないように気をつけてください!

ドメストはジェル状の洗剤です。

ジェル状なので、ブラシを使わずに手軽にお掃除ができます。密着度が高いので、黒ずみに直接かけて数分放置。汚れの根元を溶かしてくれます。

トイレブラシを使わなくていいというメリットがありますが、逆にトイレブラシを使って擦ってしまうと、洗剤が飛び散ります。

強い洗剤なので、目や口に入らないよう、ブラシを使用するのはやめましょう!

●家族みんなで気づいたらアルコール除菌

3つ目は、「スクラビングバブル アルコール除菌トイレ用」。

置き型のタイプのアルコール除菌剤です。置き場所があることが必須になってしまいますが、置けるのであればぜひ置いておきたい!

というのも、こちらはトイレットペーパーを使って片手で簡単にアルコール消毒ができるアイテムなんです。

ボトルの上にトイレットペーパーを折ったものを起き、プッシュするとアルコールが出ます。これでトイレの気になるところをふき取ればOK!

乾いたトイレットペーパーはプラスチックなどに傷をつけてしまう可能性があるため、このようにアルコールなどを含ませたトイレットペーパーでふくことをおすすめします。

片手でお掃除できる手軽さもありがたいですが、「家族が気づいたときにさっとふける」環境があることが大事。

汚れを溜めないトイレへの第1歩になると思います。

●究極のトイレブラシの代替品とは?

ばい菌の温床になるのでトイレブラシは使いませんと言いましたが、この「スクラビングバブル 洗って流せるトイレブラシ」は使い捨てのためおすすめです。

本来はトイレブラシの柄の部分に、つけ替え用のブラシ部分を装着して使い、ブラシ部分だけ使い捨てにするものですが、柄の部分を使わないのがコツ。

手袋をはめた状態でブラシ部分を持って使うと、汚れがかなり溜まりやすい便器のフチの部分も力を入れてお掃除することができます。

またブラシ部分は1回使ったらトイレに流すタイプなので衛生的! しかも汚れたトイレブラシを毎回きれいにするよりも、はるかに時短になりますよね。

今回は4つほどアイテムをご紹介しましたが、気になったものはありましたか?

トイレがきれいな状態を保つと運気もアップ! ぜひ年末までにお試しください。