家事に子育て、毎日忙しいはずなのに“なんだか、あの人キレイ!”。ESSE編集部では、そんな「キレイな母ちゃん」が増えていると実感し、コンテストを開催し、応援しています。今回は、「きれいな母ちゃん」として活躍している3人に、朝ごはんについて教えてもらいました。

朝ごはんの準備がラクになる!時短&手間抜きのコツ

朝はバタバタと忙しく、時間がない朝。なにを食べるか考えるのは大変ではありませんか? 朝ごはんの準備がラクになるワザを紹介します。

●パターンを決めれば、朝の準備がラク

「平日の朝は、子どもだけが食べています。自分は子供が登校後、家事の合間にブランチとして食べます。」と寺嶋さん。

子どもの朝食は給食の献立を見て決めているそう。

「メニューは給食の献立を確認し、給食の主菜がパンなら朝食はご飯もの、ご飯ものや麺類ならパン、という感じでつくっています。」

メニューは基本的に2パターンに固定しています。

メニューはパン、フルーツ、ヨーグルト又はチーズと牛乳。

メニューは、おにぎり又はにゅうめん、フルーツ、ヨーグルト又はチーズ、牛乳。

「子どもがにゅうめんもが好きで、食べやすいと評判。うどんやそばに比べて、茹で時間が短いので時短にもなります。」

基本の組み合わせは決まっているので、フルーツをなににするか、おにぎりの具はどうするかを考えるだけで準備が済みます。

また、毎日同じだと飽きるので、盛り付けを変えたり、同じフルーツ、ヨーグルトやチーズが続かないようにする工夫もしています。

●平日はお弁当のおかず、休日は大皿盛りで時短に

「高校生と中学生の上の子3人が、お弁当を持っていくので、平日は基本的にお弁当のおかずをたくさんつくって朝ごはんに回しています。凄く手抜きです。」と語るのは、5人の子どもをもつ7人家族の佐藤さん。

平日は毎朝時間との闘い。5人の子どもたちを送り出すために、6時には起床。30分ほどでお弁当と朝ごはんをつくります。お弁当の中身は前日に軽く考えておき、朝はスピード重視でパっと簡単にできるものにしているそう。

「この日のみそ汁は、フリーズドライのお湯を注ぐだけでOKのもの。できるだけ、具沢山のものを選ぶようにしています。」

休日は割と時間があるときも多く、平日にできないものをつくり、大皿で出しています。主食は自分が食べたいものを、おかずも大皿からセルフサービスで食べてもらっているそう。

「子どもが小さいころは1人ずつプレートに盛っていたのですが、それぞれの食の好みが違うので食べたり食べなかったり。大皿に盛ることで、結果的に洗いものが減り、時短にもなりました」

●ルーティン化で無理せず、考えない

「朝食は、基本的に時短重視でほぼ毎日同じメニューのルーティンです。無意識でもできるくらいに無理しない、考えない、メニューにたどり着きました。」と、安河内さん。

冷凍食材をレンジでチンしている間におにぎりをつくり、昨晩の晩ごはんのおかずの残りを1品のせ、ヨーグルトをそえるのがルーティン。

メニューは、コーン&ブロッコリー、いちごヨーグルト、冷凍いちご、コロッケ(晩ごはんの残り)。これに、ふりかけをかけたおにぎり3つプラス。

「ポイントは、きれいなお皿に盛ること! それだけで豪華に見えて子どもの気分が違います。どんな食事も器だけはテンションが上がるものをと決めています」

子どもは食べてくれるときと食べないときがばらばらで、一生懸命つくっても食べてくれないときもあり、ショックを受けることも。朝は時間との戦いでもあるので、考えることと、努力をすることをやめると心の余裕にもつながりました。

一応、ふりかけは海苔や鰹が入った栄養素の高いものをチョイス。

「自分の朝ごはんもメニューはほぼ同じ。子ども用の余った分を食べています。」

準備が大変な朝ごはん。きれいな母ちゃんたちの時短ワザを、ぜひマネしてみてください。