定番にしたい究極レシピ。大人のキャラメルプリン 【ミシュランシェフのお酢活用術#4】

ビターなカラメルが大人の味!キャラメルプリン

11月の毎週金曜日連載「ミシュランシェフのお酢活用術」では、お酢を使った一品料理をシェフに紹介してもらいます。

第四回は、赤ワインビネガーを使った「キャラメルプリン」。

レシピを教えてくれたのは、東京 広尾にある「au deco(おでこ)」の掛川シェフです。

材料

※プリンカップ6個分(1個あたり80ccのカップ)

〈カラメル〉
砂糖……100g
水……30cc
赤ワインビネガー……25cc

〈プリン液〉
牛乳……160cc
生クリーム……200cc
卵……2個
砂糖……80g

作り方(5ステップ)

1. プリン液を作る

プリン液のすべての材料を混ぜ、ザルでこしてなめらかにします。

2. カラメルを作る

鍋に砂糖と水を入れて、火にかけながら混ぜます。色が変わって、煙がもくもくと立ちのぼってくるまで煮詰めます。

「色が淡いままだと、ただ甘いだけで香りが立たないので、色がしっかり出るまで火にかけてください」

カラメルの色がしっかり出てきたら、赤ワインビネガーを加えます。

「赤ワインビネガーを入れると、カラメルの色がより濃く、赤めに出るんです」

3. プリンカップに流し入れる

プリンカップに、2のカラメルを流し入れます。カラメルが冷えて少し固まったら、その上に1のプリン液を流し入れましょう。

4. プリンを蒸す

5. 冷やして盛り付ける

蒸し上がったプリンは、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。しっかり冷えて、お好みで生クリーム(分量外)をトッピングすれば完成です!

ほろ苦さと甘み、酸味がほんのり広がる

赤ワインビネガーを加えたことで、よりビターで濃厚なカラメルになり、大人向けの味わいに。ほろ苦さと甘さのなかに、ほんの少し酸味が感じられます。スイーツにお酢という斬新な組み合わせは、想像以上に相性抜群でした。

低温で蒸されたプリンはしっとりなめらかで、口の中でとろけていきます。材料はごくシンプルなだけに、プリンそのもののおいしさがしっかり感じられます。普段、甘いものをあまり食べない人も、これはぜひ食べてほしい。お酒にもあわせたくなるスイーツです。

酸味だけじゃない!お酢の可能性は無限大

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