多部未華子、家の鍵をゴミ箱に？なんでも捨てちゃうクセ明かす
女優の多部未華子が18日、都内で行われたアニメーション映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』吹替版の完成披露試写会に出席した。壇上にはボス・レディの声を担当した多部とともに声優として参加したムロツヨシ（ボス・ベイビー役）、芳根京子（タビサ役）、宮野真守（ティム役）も登壇した。
本作は、見た目は赤ちゃんながら大人の知能を持つ主人公が騒動を巻き起こすアニメ『ボス・ベイビー』の続編。ビジネスで成功を収めたボス・ベイビーと専業主夫になった兄がそれぞれの人生を歩むも、新たなボス・ベイビーに再び引き合わされ、世界を救うためのミッションに挑む様を描く。
多部は本作で洋画の吹替に初挑戦。「緊張しました」と笑顔を見せつつ「前作も拝見して、この作品にとても素敵な声を当てている方たちとご一緒するのを楽しみにしていたのですが、実際に声を当てるとなると大変で。ボス・レディは話すときにまくしたてる感じのキャラクター。口を動かすのに声を当てようにもついていくのが必死でした」と苦労を明かす。
家でも練習を重ねたという多部は「声優さんって本当に身体を動かす仕事だなと、私も全身を使ってやりました」とアフレコを回顧。ムロは多部に対して「ボス・レディは司令塔的な存在。素晴らしかった」とその奮闘を称える。宮野も「吹替の仕事の中でも難しい作品。このスピード感の英語を日本語でやるのは難しい。素晴らしかったです」とムロに賛同した。
また、作品にちなんで登壇者それぞれの見た目のギャップが話題に及ぶ。ムロは多部について「クールなイメージですけど、現場でご一緒すると、些細なことでも笑ってくれます」と気さくな部分を紹介。これに多部は「そうですか？」と照れ笑いを浮かべる。続けて、自身について「よくしっかりしているとか言われるんですけど、全然です」と見た目のギャップを語る。「こないだは鍵をゴミ箱に入れてしまって……。枕カバーを買って未開封のまま捨ててしまったりとか。とにかく捨てちゃうんです」と告白し、会場の笑いを誘った。（取材・文：名鹿祥史）
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』は12月17日より公開
