50代のキッチンリフォーム。あってよかった!と感動したもの
50代ともなると、住んでいる家のあちこちが傷み、リフォームを考えることも。ライフオーガナイザーの下村志保美さんは、キッチンのリフォームに着手。キッチンが使えない状況での不便とその解消法、あってよかったものを教えてくれました。
少し早めのキッチンリフォーム、不便の解消テク
キッチンの引き出しやビルトイン食洗機が壊れそうになり、思いきって今年の夏、リフォームに踏みきりました。
新築時と違ってリフォームの場合は手間やコストを抑えるため、住みながらの工事となります。そうなると当然不便が起きるわけですが、今日はキッチンが使えなかった期間便利だった3つのものをお伝えします。
●キッチンが使えない一番の不便とは
わが家の場合キッチンは約2週間使えませんでした。その間は外食やお弁当を買ってくることになるのかな、と漠然と考えていましたが、さすがに栄養の偏りも気になるのでカセットコンロやホットプレートを使ってなにかしら自炊することを考えていました。
しかし、実際には熱源の確保より「洗うこと」が大変でした。わが家の場合、食事をするダイニングが2階、リフォーム中に使える水道が1階の脱衣所にある洗面台。上り下りの不便は想像以上に大変。
さらに狭い洗面台は洗うことはできても洗ったものを置くスペースもない。
そこで便利だったのが、別の部屋で使っていたこのIKEAのRASKOG ロースコグワゴン。
上段はタオルを敷いて水きりカゴ代わりに、中段下段は調味料や食器、キッチン用のタオルや布巾を入れておきました。
キャスターがついているのでだれかが入浴などで洗面所を使うときは廊下に出しておき、洗い物をするときは脱衣所内に移動させます。
●切っただけ、の自家製冷凍野菜
料理、食事のときに洗いたいものは食器だけではなく食材もそうです。
今回はリフォーム前に食べきれなかったキャベツや大根、ニンジン、タマネギ、ピーマンなどを洗ってカットして冷凍しておいたものが本当にありがたかったです。
野菜を調理しようとすると野菜を洗うのはもちろんですが、包丁やまな板、ザルやボウルなども洗うことになります。また狭い洗面台ではまな板を置くスペースすらない。
この切っただけの冷凍野菜は冷凍庫から取り出してホットプレートやお鍋に入れるだけで野菜を摂ることができます。
●BRUNOホットプレートで温かい料理を工夫
さて洗った野菜を調理する熱源としてカセットコンロとホットプレートを想定していました。
なんといっても使いやすかったのはBRUNOの深鍋タイプです。
リフォーム中、リビングダイニングで唯一使えるのがダイニングテーブルの上。電子レンジにコーヒーメーカーにちょっとした調味料…とテーブルの半分以上がこれらに占領されます。
その狭い中で大型のホットプレートはまったく現実的ではなく、カセットコンロも裸火がなにかに燃え移ったらと思うと1回使っただけでやめました。
BRUNOホットプレートはコンパクトでテーブルの上で邪魔になりません。炒める、炊く、煮るもできます。
そしてお鍋の部分が軽くてコンパクト。狭い洗面台で洗うのもなんとかなりました。
冷凍野菜+市販のパスタソース+サラダ用の早ゆでパスタ。
まず目玉焼きを焼いておいてから冷凍野菜とお肉、麺を入れてつくった焼きそば。
キッチン工事の初日は2週間の不便を思ってうんざりしていましたが、最後の方はこのお鍋ひとつでなにができるのか、それを考えるのも楽しくなっていました。
ちなみにこちらがキッチンリフォーム前。
リフォーム後です。大変でしたが、リフォームしてよかった!
ぜひ参考にしてみてくださいね。