3社連携 スマートストアの実証店オープン 宇都宮
栃木県内の金融機関など3つの企業が連携し銀行を訪れた人が県産品などをキャッシュレスで購入できる実証店舗が25日、宇都宮市内の銀行の支店内にオープンしました。
実証店舗がオープンしたのは栃木銀行御幸ヶ原支店のATMスペースです。
この事業は持続可能な開発目標、SDGsに関連する取り組みのひとつとして注目される人と環境に配慮した商品を積極的に選ぶ「エシカル消費」を推進しようというものです。
人口減少社会やニューノーマルの時代にあった「人を介さなくても運営できる」システムの構築を目指し、栃木銀行とNTT東日本栃木支店、それに宇都宮市のファーマーズフォレストの3社が共同でオープンさせました。
店舗には県内の70事業者の190品目の中から県産の野菜や加工品などを常時150品目が並び、訪れた人はスマートフォンで商品の選択から決済までを完結することができます。
また、AIを活用した需要予測による商品の廃棄ロスや発注作業の効率化も目指しています。 実証店舗は、来年の4月22日まで運用します。