「候補者の履歴書」横顔や公約、人柄を紹介していきます。

「栃木4区」です。

栃木市と下野市の一部に小山市、真岡市、芳賀町、下都賀郡がエリアです。

前回、前々回とも自民候補が当選していますが、今回は立憲の候補との一騎打ちで大票田の小山などを中心に激戦となっています。

自民党・前職の佐藤勉候補(69)は日本大学工学部を卒業後、ゼネコンに入社。

33歳で県議に初当選し44歳で衆議院議員に。

以来、8期を務める間、総務大臣などの要職を務め菅政権で党の総務会長に就任。

コロナ対応ではワクチン接種や医療提供体制の確保に奔走した他、不妊治療の支援充実などにも力を尽くしました。

国会には壬生町の自宅からほぼ毎日通勤。 この夏は選挙区を100軒以上歩いたといいます。

実績とネットワークで小山市の新庁舎整備や市民病院の移転などにも寄与。

日常を取り戻し、未来につなげるため全力で働くと9期目を目指します。

立憲民主党の新人、藤岡隆雄候補(44)。

政治家を目指したのは20歳の時で、「沈みゆく国をどうにかしたい」と志を立てました。

その後金融庁に9年半務め、『脱藩』2012年、当時のみんなの党から栃木4区に立候補し、次点に。

今回が4度目の挑戦で、出馬する度に得票数を伸ばしていて「今度こそ」の強い思いで挑みます。

自民党政権でのモリカケの不祥事やコロナ禍で入院もできず命を落とす人がいたこと、アベノマスクの問題等 政治に声が届いていないと憤りをあらわにし、「誰も置き去りにしない」「若い力で政治を変える」と訴えます。