「栃木5区」です。足利市と栃木市の一部、佐野市がエリアで、前々回、前回とも自民の前職が当選しています。

今回は自民と共産候補の一騎打ちとなります。

共産の新人、岡村恵子候補(68)。

宇都宮中央女子高を経て県立保育専門学院に。

その後、佐野市の「とちのみ学園」に保育士として25年勤務し重い障害がある園生の支援を経験しました。

1999年、佐野市議会議員に初当選し以来6期22年にわたって「福祉」分野を中心に活動してきました。

国政に挑む今回は「格差をただし家計第一の政治に」と呼びかけ、市民と野党の共闘で国民の声が生きる新しい政治を目指します。

自己責任の政治ではいのちやくらしは守れない、「みなさんの願いを国政へ」と訴え、高齢者の医療負担増については「中止」を求めています。

自民の前職、茂木敏充候補(66)は足利高校から東京大学に進学し、その後ハーバード大学大学院を修了。

商社や大手コンサルティング会社などを経て、1993年に政界入りしました。

現在は旧竹下派をまとめる他、外務大臣として積極外交を展開。

中央での存在感も増しています。

公約にはコロナ対策の加速化や景気の回復、若者や子育て世代の支援などを掲げていて多忙の中の息抜きは映像配信サービス、「ネットフリックス」をよく利用するといいます。

選挙中は応援弁士として全国を駆け回る日々。

総理の期待もかかる中、「日本のリーダーに」を合言葉に10期目をねらいます。