衆議院選挙栃木2区の立候補者2人によるネット討論会が20日、日光市の道の駅で行われ財政再建など4つのテーマで論戦が交わされました。

この討論会は日光と鹿沼、たかはらさくらの3つの青年会議所が共催したもので、動画投稿サイトのユーチューブで生配信されました。

2区に立候補している自民党の新人、五十嵐清候補(51)と立憲民主党の前職、福田昭夫候補(73)が「アフターコロナの成長戦略」や「教育」「社会保障制度」「財政再建」の4つのテーマについてそれぞれ考えを述べました。

また、財政再建について五十嵐候補は「一番は成長戦略、経済活性化を柱に内需も外需も新しい活路を見出す」と述べました。

一方の福田候補は「内需主導型でしっかりと投資する内需を拡大しないと活性化はしない」と述べました。

6期目を目指す立憲民主党の福田候補はあきお党とも呼ばれる支援者らの支持固めに余念がなく、公認争いを経て公示直前に一本化された五十嵐候補は、自民党の挙党態勢でどれだけ支持を広げられるかがカギとなっています。 

討論会の模様は投票日前日の30日までユーチューブで公開されています。