ソフトバンク・工藤監督

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● ソフトバンク 0 − 5 楽天 ○

<21回戦・PayPayドーム>

 完封負けのソフトバンクは再び借金3。3位・楽天との2連戦に1敗1分けで負け越し、自力でのCS進出の可能性が消滅した。

 チームトップの9勝を挙げている先発・マルティネスはこの日も力投。初回に1点を先制されたものの、2回以降は立ち直り快調にゼロを並べた。しかし1点ビハインドで迎えた7回、二死から連打で一、二塁のピンチを招くと、2番・岡島に右中間フェンス直撃の適時二塁打を浴び2失点。7回途中3失点でマウンドを降りた。

 力投する助っ人に応えたい打線だったが、楽天先発・瀧中の前に好機であと一本が出ない展開。2回は一死一、二塁、4回は一死満塁の好機を生かせず、残塁は4回までに6を数えた。終盤は楽天リリーフ陣の前にチャンスすら作れず本拠地で完封負け。これで1分けを挟み、9月30日の西武戦(PayPayドーム)から続く連敗は5に伸びた。

 マルティネスは来日最多タイの11奪三振を奪うなど、7回途中9安打3失点の力投。これで5月22日のオリックス戦(PayPayドーム)から16試合連続クオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成したが、打線の援護なく4敗目を喫した。