追悼用のキャンドルをプレゼントされた3児の母親(画像は『The Daily Star 2021年9月24日付「Mum to ‘sleep with one eye open’ after daughter’s gift is ornament meant to ‘mark death’」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット)

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誰かにプレゼントを贈る場合、縁起が悪いものや失礼に当たるものを選ばないようにするのは当然のことだろう。このほど誕生日を迎えたイギリスに住む3児の母親は、子供たちからもらったプレゼントにとんでもないメッセージが書かれているのを見つけたという。『The Mirror』『The Daily Star』などが伝えた。

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英エセックスのグレート・バードフィールドに住むヘイリー・オースティンさん(Hayleigh Austin、33)は9月14日、3人の子供たちから誕生日プレゼントをもらった。

三女ケイトリンちゃん(Kaytlyn、3)からは象の置物を、次女ソフィアちゃん(Sophea、6)からはジンのボトルを、そして長女ジェシカちゃん(Jesyka、10)からはヘイリーさんが好きなバニラの香りがするキャンドルをプレゼントされた。

どれも素敵なプレゼントだったが、キャンドルのガラス瓶をよく見ると「A life so beautifully lived, a heart so deeply loved(美しく生きた人生、深く愛された心)」と書かれており、それは亡くなった人に送る追悼用のメモリアルキャンドルだと気がついた。

まだ生きているにもかかわらず、このキャンドルを受け取ったヘイリーさんは「娘たちは私を酔わせて象で頭を殴り、埋葬して思い出のキャンドルを灯すつもりだったんだと思います。これからは片目を開けて寝るわ」と冗談を言って笑ったが、このように続けた。

「キャンドルは文字を壁に向けた状態で私の寝室に置いてあります。ジェシカが文字が見えないように反対に向けてもいいよと言ったのです。私は迷信深いわけではないので、いつか火を灯してもいいと思っています。」

この愉快な出来事をヘイリーさんが自身のソーシャルメディアに投稿したところ、4000件以上の「いいね」がつき、大きな反響を呼んだ。

現在は非公開になってしまったが、投稿には「今日は私の誕生日です。素敵な夫が子供たちにプレゼントを選ばせるため、外に連れ出してくれてとても嬉しかったです。3歳の子は私のベッドルームに合うと象の置物を選びました。6歳の子は『ママはいつもジンを飲んでいるから』とジンのボトルを、そして10歳の子は私の好きな香りのキャンドルを買ってくれました。今夜は片目を開けて寝ることになりそうです。夫は子供が選んだプレゼントを常にチェックするという貴重な教訓を得ました」と綴られていたという。

ヘイリーさんは毎年子供たちと一緒に誕生日プレゼントを用意してくれる夫のリッキーさん(Ricky、34)について、こう明かしている。

「リッキーは毎年、私の誕生日プレゼントのために娘たちを買い物に連れて行く係なのです。そうしないと、私は子供たちの好きなペッパーピッグ(イギリスの子供に人気のテレビアニメ)のおもちゃをもらうことになってしまうからです。」

「ジェシカは私がバニラが好きなことを知っていてキャンドルを選び、リッキーがそれを包みました。彼は誕生日前日の夜に包装するまで全く気づかなかったそうで、ぎりぎりになって気づいた時にはもう遅かったようです。私たちはとても冗談好きで明るい家族なので、彼は私がきっとおもしろがると思っていたのでしょう。」

またもらったキャンドルについて「ジェシカに『すごくいい香りだね』と言ったら『キャンドルのことは本当にごめんね』と謝ってきたんです。わけを聞くと『ママって書いてないから』と言いました。それが追悼用のキャンドルだとわかった時、私は笑いが止まらなくなって夫もジェシカも笑っていたのでとても面白かったです」と語っている。

画像は『The Daily Star 2021年9月24日付「Mum to ‘sleep with one eye open’ after daughter’s gift is ornament meant to ‘mark death’」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
画像は『The Mirror 2021年9月23日付「Mum to ‘sleep with one eye open’ after daughter’s gift is ornament meant to ‘mark death’」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)