またメーガンの弁護人であるジェームス・ホーン氏(James Horne)は、今回の事件は国内外の多くの報道陣の注目を集めたとしてこのように語った。

「この事件はショッキングで悲劇的な出来事ですが、彼女の行動は悪いというよりも悲しいというのが正解でしょう。彼女の本当の過ちは、真実が明らかになった時に本当のことを言わなかったことです。それが現実なのです。」

なお今回の執行猶予付きの判決の一環として、メーガンには100時間の無給労働を命じられた。またこの判決により、金銭や資産を持たないメーガンに命じられた返済額はわずか1ポンド(約150円)だという。

この判決に関して世間からは、

「なぜ彼女は刑務所に入らずに済んだのか?」
「本物のがん患者への侮辱だ。彼女の苦境には全く同情できない。本当の正義を知らしめるために、全ての金額を返済すべきだ。」
「寄付してくれた人たちに、全額返済されるまで支払うべき。どうせ実現しないでしょうけどね。」

など痛烈な批判と失望の声が続出している。

画像は『The Mirror 2021年9月22日付「Woman who faked terminal cancer and spent £16,000 in donations spared jail」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)