公に監督批判、バルサDFセルジ・ロベルトが監督の弱気発言を一蹴「トップ4に入るだけでは価値がない」

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バルセロナのスペイン代表DFセルジ・ロベルトが、公にロナルド・クーマン監督を批判した。スペイン『アス』が伝えた。

バルセロナh23日、ラ・リーガ第6節でカディスと対戦。公式戦2試合勝利していないバルセロナだったが、この試合でも苦戦を強いられると、後半にはオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが退場処分に。カディスの前に苦しみ、0-0のゴールレスドローに終わった。

試合最終盤にはクーマン監督が謎の退席処分を言い渡されるなど、踏んだり蹴ったりのバルセロナ。試合後のインタビューでセルジ・ロベルトがクーマン監督の発言に反対意見を述べた。

セルジ・ロベルトが批判したのは、クーマン監督がラ・リーガで上位に入れば良いと言った発言について。公然とこの発言に反対した。

「ここではラ・リーガで優勝する必要がある。僕にとって、トップ4に入るだけでは価値がない」

「僕たちはバルサであり、これは言い訳にならない。最善を尽くさなければならず、ラ・リーガで戦うメンバーも揃っている」

ケガなどで選手が不足していることを度々口にし、弱気な発言を繰り返すクーマン監督。現実を見ているという見方もできるが、これまでの指揮官からはシーズンのこの段階で諦めともとれる発言は見られなかった。

セルジ・ロベルトは試合についても振り返り「残念ながら1人退場になった。リプレイは見ていないけど、フレンキー(・デ・ヨング)が退場だとは思わなかった」と退場処分は厳しいとコメント。ただ「いくつかハッキリとしたチャンスはあったけど、相手にもそれはあった」と語り、引き分けが妥当という見方をした。

また、タイトルという点ではこの段階でレアル・マドリーとは勝ち点差が「7」になっている。セルジ・ロベルトは、早く巻き返さないといけないとした。

「僕たちはスイッチを入れて、勝ち始めなければいけない。悪い結果も出ている。チームのどのポジションでも、みんなで力を合わせなければいけない」

「遅れをとると手遅れになるので、今から勝ちにいかなければいけない。今は悪い時期だけど、それを乗り越えればもっと良い時期が来ると思う」

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