壁から出てきたのは、布製の人形だった

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英リバプールから、背筋の冷えるニュースが届いた。

地元紙ECHOによると、小学校教師のジョナサン・ルイスさん(32)は、引っ越した新居の壁の中から奇妙なものを見つけたという。

冷蔵庫が置いてあった階段下のスペースに小さな穴が空いており、その奥には女の子の人形がひっそりと隠されていた。さらに、この人形は「これを読む人/新しい家主さんへ」という言葉から始まる手紙を抱いていたのだ。

「私を解放してくれてありがとう! 私の名前はエミリー。元の持ち主は1961年にここに住んでいました。私は彼らが好きじゃなかったから、あの人たちは出て行かなきゃならなかったの。

歌ったり騒いだりしているだけだったから、気持ち悪かった。私が彼らのために選んだ方法は刺殺だったの。だから、あなたがナイフを持っていればいいんだけど。よく眠れることを願ってます」

ルイスさんの友人たちは恐れおののき、「今すぐここを売り飛ばそう」と彼に提案した。だがECHOの取材に応じたルイスさんは「僕はただの笑い話だと思ってますよ」と語り、こう続けた。

「手紙には1961年とあるけれど、このキッチンは4、5年前に作ったばかりだと不動産屋が言っていました。手紙もそう古いようには見えません。リノベーションの時に、誰かがジョークとして仕込んだんでしょうね」(ルイスさん)。

FOXニュースもこの件を報じており、記事のコメント欄やTwitterでも、「いたずら説」が支持されている。

《文字は呪いっぽくないし、絵文字を使ってるところも現代的だ。2014年の『死霊館』を見て、こんないたずらを思いついたんじゃないか?》
《こんなきれいな紙が60年前のものなわけない》
《どうしようもないジョークだけど、この家で一晩過ごすのはいやだな》