9月9日は健康を願う「菊の節句」です。真岡市の神社では健康長寿や厄除けなどを願って鮮やかに輝くやかんを展示しています。

真岡市東郷にある大前恵比寿神社では9月1日からプラチナ箔と金箔を施した2つのやかんを展示しています。

プラチナのやかんは柄の部分を含め高さおよそ30センチ、金のやかんはそれよりもひとまわり大きいおよそ40センチです。

どちらも外側だけではなく柄の部分や内側にまですべてがきらびやかに輝いています。

やかんはかつて薬を煎じるために使われていました。

そのやかんを腐食しにくく自動車の排気ガスの浄化装置にも使用されているプラチナや古くから漢方薬などに取り入れられている金で装飾することで健康長寿や厄除け、疫病除けを、現在であれば新型コロナウイルスの収束を願うということです。