多くの園児が利用する送迎バスでの接触感染を機会を抑えようと佐野市の幼稚園で7日、大手電機メーカーが販売・施工する抗菌剤を使った作業が行われました。

送迎バスの抗菌作業が行われたのは佐野市大祝町にある呑竜幼稚園です。

ウイルスの接触感染の機会を抑えようと園児の送迎などに使うバス2台と車両2台をまるごと抗菌しました。

作業を行ったのは大手電機メーカーのコニカミノルタです。

写真関連機器などで知られるコニカミノルタですが現在は医療用商品の普及にも力を入れていて、今回使用したのは3種類の触媒反応を組み合わせる新しい技術を取り入れた人の体に優しい抗菌剤です

専用の機械を車内に設置し、霧状に散布して空間全体を抗菌しました。

呑竜幼稚園では通常およそ70人の園児がバスを利用していますが、緊急事態宣言下の現在はバスによる送迎をやめています。

バスを利用した際には職員がその都度消毒を行いますが、今回の抗菌の効果はおよそ1年持続するため、バス利用再開後には職員の負担軽減にもつながるということです

これらの送迎バスは宣言が明ける予定の9月13日から園児たちの送迎に再び使用される予定です。