がん検診向上へ タワーをライトアップ
9月は日本対がん協会が定めるがん征圧月間です。この一環で宇都宮タワーのライトアップが行われています。
宇都宮タワーが乳がんの早期発見を呼びかける運動を象徴するピンク色にライトアップされています。
がんは日本の死因第1位で2019年のがんの死亡者数は全体のおよそ27%を占めます。
一方でがん検診の受診率はほとんどの種類のがんで習慣化されていません。
近年、医学の進歩で多くのがんは早期に発見すれば5年後の生存率が9割を超えていて、検診による早期発見の重要性は増しています。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴いがん検診の延期や受診控えなどもあるといいますが、このような状況でもがんが重大な病気であることに変わりはなく、栃木県保健衛生事業団ではこういった活動を通して正しい知識の普及とがん検診の受診啓発を図っていきたいとしています。
宇都宮タワーのライトアップは9月10日まで、9月16日から10月15日までは県庁昭和館がライトアップされます。