バスケットボールBリーグ宇都宮ブレックスの運営会社が7日、今年6月期の決算を発表しました。新型コロナウイルスの影響を受けつつも増収増益で黒字決算となりました。

運営会社の栃木ブレックスによりますと、今期の売上高は過去最高のおよそ14億800万円の見込みとなり、これまでで一番の売上高だったおととしと比べて3,800万円ほど増え、過去最高となりました。

当期純利益も過去最高のおよそ3,700万円を計上し、新型コロナの影響でリーグが中断した昨年のマイナスから2期ぶりの黒字決算となります。

売り上げの内訳を見てみると、全体の4割を占めるスポンサー売上が過去最高の5億6,400万円を計上しました。

全てのホームゲームの入場者数が半分に制限され、売り上げの中心になる入場料収入がコロナ前と比べると大幅に落ち込みましたが、コロナ禍でもホームゲーム全30試合すべてを実施することができました。

感染状況次第で先行きが見通せない厳しいシーズンでしたが、藤本社長は今期の経験を活かし、新型コロナウイルスの影響下でも乗り越えられる経営体制で取り組んでいきたいと気を引き締めました。