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法務省は9月7日、2021年の司法試験に1421人が合格したと発表した(前年は1450人)。合格率は前年比2.34ポイント増の41.5%(受験者数ベース)だった。

受験者数は前年より279人減少して3424人(出願者3754人)。1次選抜である短答式試験には、2672人が合格していた。

合格者は男性1026人、女性395人。平均年齢は28.3歳。最年長が69歳で、最年少が18歳だった。高校在学中が1人。

合格者数を法科大学院別にみると、慶應義塾大学が125名で最多。続いて早稲田大学115名、京都大が114人、東京大96人、中央大法科大学院83人だった。

合格率では、愛知大学が66.6%でトップ、次に京都大が61.6%、一橋大が58.2%、慶應55.1%と続いた。

法科大学院を修了しなくても受験することができる予備試験を経由した合格者は374人(男性308人、女性66人)で、合格率は93.5%だった。