新型コロナウイルスについて栃木県と宇都宮市は6日、新たに89人の感染を発表しました。

感染が確認されたのは宇都宮市、栃木市、小山市などの10歳未満から70代までの男女89人です。1日あたりの感染者が2日連続2桁だったのは8月9日以来およそ1カ月ぶりです。県発表分は66人、宇都宮市分は23人です。

県は日光市の事業所で6日までに従業員7人の感染が確認されたとして、県内116例目のクラスターに認定しました。事業所における感染対策不足が原因とみられていて、感染した人と接触したとみられる従業員などについて検査をすすめます。

国税庁は9月3日に大田原税務署に勤務する50代男性職員の感染が確認されたと発表しました。大田原税務署では消毒・清掃を行っていて窓口業務は通常通り行っています。

県が感染者1人の重複を発表したため、県内の感染者は累計で1万3,953人となりました。療養者は1,167人、このうち重症者は17人、入院調整中は5日に続いて0、自宅療養は749人となっています。

近県の状況は埼玉県で2人の死亡と450人の感染、茨城県で158人の感染、群馬県で1人の死亡と48人の感染を発表しています。