次の衆議院議員選挙を前に栃木2区から6期目を目指す立憲民主党現職の福田昭夫氏(73)が4日、日光市内で会合を開き、選挙対策組織を立ち上げました。

会合には立憲民主党所属の県議会議員や支援者などおよそ100人が出席しました。

次の衆議院選挙で立憲民主党は、県内5つの選挙区のうち4つの選挙区で立候補予定者を擁立していて、県連の代表を務める福田氏は、6期目を目指して地元日光市が入る2区から出馬します。

菅総理大臣の突然の退陣表明により衆院選の投開票が来月31日以降になるとの見方が強まる中、福田氏は、自身の総合選挙対策委員会を4日に立ち上げ「相手が誰であっても負けないことが大切だ」と支持者らに結束を呼びかけました。

2区を巡っては福田氏のほかに自民党県連が公募で選んだ前の県議会議員の五十嵐清氏(51)、元農林水産大臣、西川公也氏の長男で県議会議員の鎭央氏(49)、立候補の意思を示していて、今の所、立憲民主党と自民分裂による三つ巴の選挙戦になる見通しです。