9月下旬から秋の交通安全運動が始まるのを前に宇都宮市の住宅販売会社が3日、県警察本部に交通安全を呼びかけるグッズを寄贈しました。

栃木セキスイハイムが県警察本部に寄贈したのは、横断歩道の歩行者優先を呼びかけるハンドプレート80枚です。

明るくやわらかいフォントの愛らしい文字と「止まってくれない!栃木県からの脱却キャンペーン」で協力を得ているサンリオの人気キャラクターが描かれています。

栃木セキスイハイムは11年前から社会貢献活動の一環で、毎年、啓発用のグッズやチラシなどを警察に寄贈していて、今回はサンリオのキャラクターを掲載したグッズで幅広い世代に交通安全を呼び掛けます。

JAFのまとめによりますと、信号機の無い横断歩道における車の一時停止率について栃木県は3年前に0.9%と全国ワーストになってから、毎年少しずつ上がっているものの、去年は14.2%と依然として低い状況が続いていて、県警ではさらに車の一時停止率を向上させていきたい考えです。

寄贈されたハンドプレートは県内の各警察署に配布され、今月21日から始まる秋の交通安全運動で活用される予定です。