1週間で1119人感染 20代が最多297人
栃木県内では8月26日から1日までの1週間で1119人の感染が確認されました。
前の週より399人減っていますが、発表ベースでほぼ毎日の新規感染者が100人を超えるなど感染拡大となる第5波が収まる兆しがありません。
この1週間で死亡が確認されたのは4人で、亡くなった人は累計で104人となりました。
市町別では宇都宮市が239人、小山市が159人、栃木市が154人、足利市が144人、佐野市が102人で県南エリアが多くなっています。
年代別では最も多いのが20代で297人でした。続いて30代が191人、40代が187人、50代が141人、となっています。
20代から50代の上位4世代の合計は816人と全体の7割以上を占めています。
1日までの1週間で県内では109例目から112例目となる4件のクラスターが確認されました。
3つが事業所、1つが事業所の寮です。いずれも施設内などでの感染対策不足が原因とみられています。
自宅療養者に関して8月20日には1143人、1日現在は1066人とわずかに減少しましたが、依然として千人を超える高止まりの状態が続いています。
警戒度レベルの判断基準となる7つの指標のうち重症病床使用率を除く6つの指標で警戒度が最も高いステージ4となっています。
病床使用率は1日現在で57.7%、入院率は16.1%、人口10万人当たりの全療養者数は85.5人で医療提供体制に危機的な状況が続いています。