ボウルひとつでつくれるひんやりスイーツのレシピをご紹介します。
「桃とイチゴのヨーグルトババロア」は見た目や断面がかわいくて、おやつの時間に出したら喜ばれること間違いなしです!

混ぜてそのまま固めちゃえ!ボウル1つでひんやりスイーツ




おうちにあるボウルでスイーツがつくれちゃう

ボウルは混ぜるだけのものじゃない! 冷やして型抜きしたら、ホールケーキみたいなBigスイーツに。

※ボウルのサイズは目安です。
※型抜きするものは、アルミやステンレス素材のボウルがおすすめです。


●桃とイチゴのヨーグルトババロア





味もビジュアルも! イチゴジャムがアクセントのヨーグルトババロアです。



【材料(直径15×高さ5.5cmのボウル〈容量600ml〉1個分)】

・プレーンヨーグルト(無糖・400ml容器入り) 300g

・白桃缶(5mm厚さのくし形に切る) 60g

・イチゴジャム 40g

・A[水、白桃缶の缶汁各1/4カップ]

・粉ゼラチン 10g

・砂糖 30g

・生クリーム 1/2カップ

【つくり方】

(1) 耐熱容器にAを入れ、ゼラチンをふり入れてふやかしておく。



(2) ヨーグルトの容器(400g入りのものから100g除く)に砂糖を入れてよく混ぜ合わせ、生クリームを加えて混ぜる。



(3) (1)を電子レンジ(600W)で20秒ほど(沸騰させないように)加熱し、混ぜて溶かす。(2)を大さじ2加えて混ぜてから、(2)に戻し入れて混ぜ合わせる。



(4) ボウルの底に白桃を放射状に並べ、イチゴジャムの1/4量を真ん中に入れる。(3)をそっと流し入れ、残りのジャムをところどころに落とす。ラップをぴっちりとかけ、冷蔵庫で4〜5時間冷やし固める。



(5) ボウルから皿に取り出す。



[1/8個分118kcal]




※冷蔵庫で1〜2日保存可能

【POINT】


薄切りの白桃を、ボウルの底に放射状に並べて花模様に。流し入れる生地が白桃の下に入らないよう、ボウルの丸みにぴったり沿わせて。

●失敗しない“ひんやりスイーツのコツ”



ゼラチンの溶かし方


粉ゼラチンは、80度以上のお湯ならそのままふり入れて溶かすことができる。それ以外のものに溶かすときは、液体にふり入れてふやかしてから使う。電子レンジでの加熱時は、目を離さず、沸騰させないように注意して。

ボウルの型抜き


やけどに十分注意しながら、ひと回り大きいボウルに熱湯を入れ、生地の入ったボウルを縁まで1〜2秒つけてすぐに取り出す。指先を濡らし、ボウルの縁(中身と接するところ)を押しながら一周してはがし、皿をかぶせてひっくり返す。

<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれたのは
【八木佳奈さん】



フードコーディネーター。スタイリスト。雑誌、書籍等でスタイリング、料理制作を手がける。著書に『かんたん! かわいい! 材料3つからのスイーツレシピ
』(金の星社刊)など。2女の母。