宇都宮市などが進めるもったいない運動に日頃から取り組んでいる団体の表彰式が1日、宇都宮市役所で行われました。

もったいない運動に取り組む団体の表彰は宇都宮市内の事業者や市など32団体で構成する市民会議が毎年行っています。

コロナ禍で直接人と会うことが難しい中でも物を大切にする「もったいないの輪」を広げるため「つながるこころつなげるもったいない」が今年度のテーマで、最も優れた団体に贈られる会長賞には道の駅うつのみや・ろまんちっく村を運営するファーマーズ・フォレストが選ばれました。

この企業は道の駅内にある6つの飲食店から出る生ごみから肥料を作り、その肥料を使って園内で農作物を育てて飲食店で活用していて、持続可能な地産地消のリサイクルを行ってきたことが評価されました。

また、メニューを客が食べきれる量に減らす対応をとっていて、食品ロスを減らす運動も推進しているということです。

市民会議では9月をったいない月間として市に関連する著名人のリレーメッセージを動画で紹介したり食品ロス削減をテーマにしたレシピコンテストなどを開催するということです。