まだまだ暑さが続く毎日…。体感する暑さを少しでもやわらげて、心地よく過ごしたいですよね。そこで今回は、涼感インテリアのつくり方を紹介。生活に使う道具をちょっと夏らしいものに変えるだけで涼しく暮らせる工夫を、インスタグラマー・naoさんに教えてもらいました。

アイテムを夏仕様に変えるだけ!プチ模様替えで涼を感じる



「毎日使う食器など、目につきやすい生活雑貨を替えるだけでも、涼しさを感じられますよ」とnaoさん。夏に使いたいおすすめアイテムをお見せします。

●食器をガラス製に替えてお茶の時間も夏仕様に




夏はステンレス製のポットと北欧のガラス食器を愛用

夏の食卓に欠かせないのが、清涼感のあるガラス製の食器。

「フィンランドの『ヌータヤルヴィ』のグラスは、雪の結晶のような模様が涼しげに見えてお気に入り。冷蔵庫でしっかり冷やせるステンレスのポットも出番が増えます」

●脱衣所のカゴを抜け感のあるものに




「ざっくりと目が粗く、中身が透けて見えるカゴを置いて視覚的にも軽やかな印象に。ほこりがたまりにくいので、掃除がラクなところもポイントです」


見た目も涼しげな脱衣所のカゴは、「エフスタイル」と「ツルヤ商店」のコラボアイテム。

●ドアをあけっ放しにして風のとおり道をつくる




カーテンをつけて目線を遮る工夫も

空気が自然にとおり抜けるように、夏はリビングと廊下をつなぐドアをあけ放ったままに。

「そのときに玄関側から室内が見えると落ち着かないので、つっぱり棒に布をかけてカーテン代わりに。重たく見えないよう、ドアと色のトーンをそろえています」

在宅ワークもはかどる!すっきりワークスペースのつくり方



自宅の一室を仕事場にして、デザイナーとして働くnaoさん。仕事に集中できるよう、インテリアにも工夫を凝らしています。

●白でまとめた空間なら作業も集中できる




白と淡いグレーをメインカラーにしたワークスペース。

「視界に余計な色を入れないことで、作業に集中できる空間づくりを心がけています。ひんやりと涼しげなタイル床を生かして、部屋にしくラグも夏は小さなサイズをセレクト」

●場所をとる仕事道具は布をかぶせて目につかないよう工夫




仕事柄、大型のプリンターは必需品。

「インテリアと合わない大きな電化製品は、存在感を抑えるために布をかぶせて目隠し。夏らしい『フォグリネンワーク』の生地を愛用しています」

ほんのちょっとした工夫でも、夏を涼しく快適に過ごすことはできます。暑い季節だからこそ楽しめる、さわやかなインテリアで、心地よいお部屋づくりを目指してみてください。

<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【naoさん】



デザイナー。夫、長女(11歳)と3LDKのマンションで暮らす。インスタグラム(@nao_et_noa
)でも、部屋づくりのアイデアを紹介