特殊詐欺から県民守る メディア4社を任命
特殊詐欺から県民を守ろうと栃木県警察本部は30日、県内の放送メディア4社を被害防止を呼びかけるアドバイザーに任命しました。
特殊詐欺被害防止アドバイザーに委嘱されたのはNHK宇都宮放送局、エフエムとちぎ、栃木放送、とちぎテレビの合わせて4社です。
県警察本部生活安全部の大貫良之部長から各社に委嘱状が手渡されました。
これまでに県内の生命保険協会や新聞社、警備会社が委嘱を受けていて今回が第4弾となります。
県警察本部のまとめによりますと、県内では今年に入り7月末までに特殊詐欺事件が90件あり1億6471万円の被害が出ています。
去年の同じ時期に比べると33件、2413万円減っていますが、最近では高齢者だけでなく40代50代を狙った犯行も目立っているということです。
コロナ禍のため警察で犯行の手口などを伝える講習会が開けないといい、4社は放送を通じて県民に被害防止を広く呼びかけます。