対応追われる教職員 緊急事態でオンライン授業
緊急事態宣言の発令により新しい学期の通常登校をやめ分散登校やオンライン授業に切り替える市や町が相次ぐ中、急きょの変更に対応する教職員らは準備に追われています。
壬生町の壬生北小学校です。壬生町では、2学期が始まる9月1日から、緊急事態宣言の期限の12日まで町内すべての小中学校を臨時休校にした上でオンライン授業を行います。
1日の始業式も登校はせずにオンラインで行うため、この小学校では27日、配信する動画を撮影しました。
町は去年10月までに町内の小中学生全員、およそ3000人に1人1台のタブレット端末を配布しました。
オンライン授業はこのタブレット端末を使って通常の時間割通りに行います。
対面の授業とは違い児童とのやりとりが画面越しになるため、教員らは黒板の文字が見やすいカメラの位置を調整したり文字や声の大きさを確認したりしていました。
通信環境の不具合や家庭の都合により、オンライン授業を受けられない場合に限り、学校で授業を受けられるようにするということです。