モデルナワクチンの異物混入 栃木県内6施設で対象ロット納入
モデルナ社の新型コロナワクチンの一部ロットに異物が混入しているのがみつかり、全国で接種取りやめなどが相次いでいる問題で、栃木県は26日、県内でも使用を見合わせるワクチンの対象ロットが納入されていたと発表しました。
県感染症対策課によりますと、職域接種が行われる6つの施設で確認されました。
納入されたのは少なくとも2700回分で、このうちおよそ1000回分がすでに接種されたということです。
異物の混入の確認や健康被害が出たという情報は入っていません。
残りのワクチンについては、厚労省の通知に従って使用を見合わせるとしています。
県営の接種会場とちぎワクチン接種センターには対象ロットの納入はありませんでした。
対象ロットは「3004667」「3004734」「3004956」で手元の接種済証のロット番号で確認できます。
また国や武田薬品によりますと、これまでに対象ロットにおいて関連して発生したとみられる安全性上の懸念に関する報告は受けていないということです。