アスレチックス戦で6回3安打無失点と好投したエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

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奪三振で威勢のいい日本語が飛び交う「スワッテクダサイ!」

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、アスレチックス戦に「2番・投手」で先発。6回3安打無失点と好投し、7回からは右翼の守備に就いた。米地元局の実況は、大谷の奪三振に日本語を使って興奮。MLBが実際の映像を公開しているが、米ファンからも「なんか楽しい」と注目が寄せられている。

 米国の実況者も日本語で興奮した。米ロサンゼルス地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」の中継で実況を務めたマット・バスガーシアン氏は、2回1死二塁でチャップマンから空振りを奪ったシーンで「スワッテクダサイ!」ともはやお馴染みとも言えるフレーズで興奮を伝えた。さらに6回、この日8つ目の三振をアンドラスから奪った場面では「ジャア〜マタネ!」とコメントした。

 大谷が奪った8つの三振映像を、MLB公式ツイッターが公開。「MLBの本塁打王がこのようなエグい球を持っているのは驚きだ」と文面に記した。米ファンからは「日本語実況なんか楽しい」「絶対的なビースト」「ファンタスティック」「ヤバいスライダー」「現実離れしてる」「9回まで投げさせるべきだった」とコメントが寄せられている。

 バスガーシアン氏は、過去に「サンシン!」「ドコカニイッテ、ハヲミガク!」などと独特なフレーズを使用してきた名物実況。なお、チームは1-4で敗戦。大谷は0-0の同点で降板したため勝ち星はつかなかったものの、7回からは外野の守備に就くなど球場を沸かせた。(THE ANSWER編集部)