エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

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MLB公式サイトで記者、専門家らが投票「歴史的シーズンの最中にいる」

 米大リーグはシーズン162試合の折り返しに突入。MLB公式サイトは3日、ここまでを振り返り、両リーグのMVPの行方を占っているが、ア・リーグはエンゼルス大谷翔平投手が1位票28票のうち23票を獲得し、大本命に挙げられている。

 大谷はシーズン半分の81試合を終えた段階で両リーグトップの30本塁打、投手としても3勝を挙げ、投打二刀流で席巻している。MLB公式サイトでは、記者、専門家らが両リーグのMVP候補3人を選出。1〜3位まで票を投じる形で結果を公表している。

 その結果、ア・リーグの大谷はなんと1位票28票のうち23票を獲得。圧倒的大本命に推された。4月末の段階では、同僚のマイク・トラウト外野手が1位に推されていたが、5月以降の躍進が評価された形だ。

 記事では「もし、エンゼルス所属のあるスーパースターでないのなら、エンゼルスの別のスーパースターだ。トラウトは我々の最初のア・リーグMVP候補だった。そして今、オオタニが彼の地位を奪った」と伝えた。

「二刀流のセンセーションは、金曜日に2本放ち、両リーグトップの30本塁打に乗せ、長打率も.705でメジャー首位だ。そして彼の防御率は12試合に先発して3.60。60イニングで83三振を奪っている。彼は歴史的なシーズンの最中にいる」

 大谷と本塁打王争いを繰り広げるブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.外野手が残りの1位票5票を獲得し、2位。西地区首位のアストロズを攻守で牽引するカルロス・コレア内野手が3位につけている。