栃木県内でも職域接種始まる 新型コロナワクチン
新型コロナウイルスのワクチン接種の加速化に向け職場や大学などで接種を行う職域接種が21日から栃木県内でも始まりました。
宇都宮市に本社を置き、路線バスなどを運行する関東自動車では産業医の協力を得て21日から日光市内の医療機関で接種を始めました。
対象は関東自動車に加えグループ会社5社の従業員とその家族、取引先など合わせて3000人です。
この中には東京オリンピックの選手やボランティアの送迎に関わるバス運転手もいるということです。
一般診療が終わった病院の会議室を使い、午後5時から50人ずつが2つの会場に分かれて接種を受けていきました。
関東自動車では1日に200人ずつ接種する予定で、8月中に全員2回目を終える見込みです。
接種後に副反応が出る場合があるため、客を乗せる運転手は翌日休ませるということです。
県感染症対策課によりますと、県内で21日までに43の企業や団体から職域接種の申請があったということです。