「2番・投手」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

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ピンチを切り抜け咆哮、珍しく感情をむき出しにするシーンにMLBも注目

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地でのホワイトソックス戦に「2番・投手」で出場。打撃では初回の第1打席で右翼席中段へ137メートルの特大2号アーチ。投げては渡米後最速タイ101.1マイル(約162.7キロ)を計測し、スプリット、スライダーも交えて5回途中2安打3失点、7奪三振を奪った。相手打者を三振に打ち取り、咆哮する瞬間の動画をMLBが公開。「ビックリした」「気合入ってる!」などと反響が集まっている。

 大谷の感情が爆発した。2点リードの4回2死一、二塁のピンチで打席にはロベルト。2ストライクからの3球目、低めに沈む92.6マイル(約149キロ)のスプリットを振らせ切り抜けた。その瞬間、大谷は吼えた。スタジアムに響き渡るような言葉にならない叫び声を上げ、力強くガッツポーズを繰り出した。

 背番号17が咆哮するシーンにMLBも注目。公式ツイッターで「もの凄いエグさ」と添えて実際の動画を投稿すると、米ファンからは「気合入ってる!」「力強い…」「感情表わすのは良いね」「咆哮にビックリした」「この男、驚異的」「オオタニを嫌うのは不可能」「ショウヘイの咆哮は日曜日に必要なもの」などと反響のコメントが集まっている。

 5回にはヒヤリとする交錯シーンもあったが、試合後は軽傷を強調した大谷。今年は吼えるシーンを目にする機会が増えるかもしれない。(THE ANSWER編集部)