画像は映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』より
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 現地時間3月31日、映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』『コララインとボタンの魔女 3D』などで知られるアニメーションスタジオ・ライカが、初めて実写映画を製作すると発表した。

 2005年に創設されたライカは、手作りのストップモーションアニメにこだわり続け、世界を魅了してきた。初の実写映画は、『シルヴィア』(2003)の脚本を執筆したジョン・ブラウンロウの処女小説「セブンティーン(原題) / Seventeen」に基づいた作品となり、スタジオCEOのトラヴィス・ナイトは声明で「アドレナリン全開のアクションが展開する、魂のこもったスリラー」と説明している。

 「15年間、ライカは話題となる映画の製作に力を注いできました。媒体やジャンルを超え、力強くて独創的な物語のためにアート・技能・テクノロジーを融合させてきました」とコメントしたトラヴィスは、「ライカは『セブンティーン(原題)』でこの哲学を新たな分野へと浸透させます」と意気込んでいる。

 ライカは昨年、映画『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』で第77回ゴールデン・グローブ賞アニメーション作品賞に輝いた。現在、6本目となる長編映画の製作が進んでいる。(編集部・倉本拓弥)