シャイア・ラブーフ
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 長編初監督映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で高く評価された女優オリヴィア・ワイルドが、再びメガホンを取る新作『ドント・ウォーリー・ダーリング(原題) / Don't Worry Darling』で、シャイア・ラブーフが解雇されていたとVarietyなどが報じた。

 本作は、1950年代のアメリカ・カリフォルニアの砂漠にある、孤立した理想郷のコミュニティーを舞台にしたサイコスリラー作品。今年の4月に、『ミッドサマー』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のフローレンス・ピューと共にシャイアはキャスティングされたが、9月に入って急きょ、シャイアがスケジュールの都合で降板。ハリー・スタイルズが代役を務めると報じられていた。

 だがVarietyによると、それは事実とは異なっていたようだ。情報筋が同サイトに伝えたところによると、実際はシャイアの現場での態度や振る舞いがひどく、さらにキャストやスタッフ、監督のオリヴィアとも衝突したようで、オリヴィアが解雇したようだ。

 その出来事から3か月後には、シャイアは元交際相手のFKAツイッグスに性的暴行や虐待で訴えられている。これを受けて、Netflixが1月7日から配信する予定の映画『私というパズル』のプロモーションで組んだ特集ページの紹介からシャイアの名前が外されたようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)