世界3大映画祭の1つ、ベルリン国際映画祭の事務局は12月18日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、来年2月に予定していた第71回の映画祭を延期した上で、3月と6月に分散して開催すると発表した。写真は銀熊賞の像。ベルリンで2月撮影
 - (2020年 ロイター/Michele Tantussi)

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[ベルリン 18日 ロイター] - 世界3大映画祭の1つ、ベルリン国際映画祭の事務局は18日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、来年2月に予定していた第71回の映画祭を延期した上で、3月と6月に分散して開催すると発表した。

 発表によると、3月は業界関係者向けに作品をオンラインで公開。受賞作もこの際に決定する。その後、6月に映画館などで一般向けに公開するという。

 アーティスティックディレクターのカルロ・シャトリアン氏は「映画祭が提供するのは集いだ。集うことができない時には、映画祭は存続する別の道を見つけなけばならない」と語った。