ソフトB・バレンティンの意味深SNS投稿に苦言「自分のことだけで…」 元阪神・池田氏の指摘に「モチベーターがいれば変わる」の声も
元阪神で野球解説者の池田親興氏が9月30日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。ソフトバンク・バレンティンについて言及した。
今回の動画で池田氏は、視聴者から寄せられたソフトバンク関連の質問に回答する形でトークを展開。その中で「バレンティン選手のインスタグラムの投稿についてどう思われますか?」という質問を取り上げ、バレンティンのインスタ投稿について自身の見解を語った。
バレンティンは9月29日に自身の公式インスタグラムに、昨シーズンまで所属したヤクルト時代の自身の写真を添えて「お金で幸せは買えない」と英語で投稿。翌30日に自身の公式ツイッターで「野球とは何の関係もない」と弁明したが、ファンの間で「相当思いつめてそうで心配」、「自分の意思でソフトバンクに来たのに何を言ってるんだ」と物議を醸している。
>>ソフトB・バレンティンが移籍を後悔?「お金で幸せは買えない」意味深なSNS投稿、弁明するも物議に<<
バレンティンのインスタ投稿について、池田氏は「シーズン中みんな優勝に向かって頑張っている時に、自分のことだけでインスタグラムに上げたりするのはどうなのか」とコメント。この件について1日午後5時半までに球団や選手・コーチは特に反応してはいないが、ロッテと激しい優勝争いを展開しているチームの士気に関わりかねない行動だと苦言を呈した。
池田氏は続けて、「インコースをずいぶん攻められて、自分の打てるゾーンが打てないようになって心が苦しくなっている(のではないか)」と指摘。相手投手から執拗にインコースを攻められ調子を落としたことで心労が募っているのではと推察した。
「2年10億(円、推定)のお金をかけて、戦力として獲得した人たちがいるわけだから、少なからずこういう投稿は控えていただきたい」と、今後は同様の行為をしてほしくないという池田氏。同時に、「お金で幸せは買えない(と言ってるけど)、いや、幸せは自分でつかむもの。バレンティンはそれだけの(実力がある)選手でしょ?」と奮起を促していた。
池田氏はこの他にも、来年一軍で見る機会が増えそうなチームの二軍選手や、正遊撃手・今宮健太の後釜となり得る選手について動画内で語っている。
今回の動画を受け、ネット上には「確かに現場からしたら士気に関わりかねない行動だと思う」、「確かにイン攻めで打撃フォームが崩れて思うように打てなくなった可能性はあるかもしれない」、「本人が言う通り野球関係無いかもしれないし、あんまり騒ぎ立てても仕方ないのでは」、「バレンティンは気分でプレーが左右される選手、モチベーターがいれば変わるかもしれないが…」、「自分みたいに復調を祈ってるファンも多いはずだから腐らずに頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。
「初来日した2011年から昨シーズンまでヤクルトでプレーし、今年からソフトバンクに所属しているバレンティンは、ヤクルトの9年間で『.273・288本・763打点』といった数字を残している球界屈指の長距離砲。その一方で扱いが難しい気分屋として知られ、2015年から2017年まで指揮を執った元ヤクルト監督・真中満氏は過去に『監督室で話した回数が一番多い選手』とメディアのインタビューなどで語っています。ただ、真中氏によると『お前はチームの看板打者だぞ』といった期待の言葉をかけてあげると、それを意気に感じてやる気を出してくれる選手だったとのことですので、こうした声掛けができる人材がいれば本人の気持ちも変わってくるかもしれません」(野球ライター)
今シーズン、9月30日終了時点で一軍では「.196・9本・22打点」、二軍でも「.179・1本・7打点」と結果を残せていないバレンティン。ソフトバンクは打撃指導はもちろん、精神面のケアに力を入れるのも一手なのかもしれない。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
池田親興氏の公式ユーチューブチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
今回の動画で池田氏は、視聴者から寄せられたソフトバンク関連の質問に回答する形でトークを展開。その中で「バレンティン選手のインスタグラムの投稿についてどう思われますか?」という質問を取り上げ、バレンティンのインスタ投稿について自身の見解を語った。
バレンティンは9月29日に自身の公式インスタグラムに、昨シーズンまで所属したヤクルト時代の自身の写真を添えて「お金で幸せは買えない」と英語で投稿。翌30日に自身の公式ツイッターで「野球とは何の関係もない」と弁明したが、ファンの間で「相当思いつめてそうで心配」、「自分の意思でソフトバンクに来たのに何を言ってるんだ」と物議を醸している。
バレンティンのインスタ投稿について、池田氏は「シーズン中みんな優勝に向かって頑張っている時に、自分のことだけでインスタグラムに上げたりするのはどうなのか」とコメント。この件について1日午後5時半までに球団や選手・コーチは特に反応してはいないが、ロッテと激しい優勝争いを展開しているチームの士気に関わりかねない行動だと苦言を呈した。
池田氏は続けて、「インコースをずいぶん攻められて、自分の打てるゾーンが打てないようになって心が苦しくなっている(のではないか)」と指摘。相手投手から執拗にインコースを攻められ調子を落としたことで心労が募っているのではと推察した。
「2年10億(円、推定)のお金をかけて、戦力として獲得した人たちがいるわけだから、少なからずこういう投稿は控えていただきたい」と、今後は同様の行為をしてほしくないという池田氏。同時に、「お金で幸せは買えない(と言ってるけど)、いや、幸せは自分でつかむもの。バレンティンはそれだけの(実力がある)選手でしょ?」と奮起を促していた。
池田氏はこの他にも、来年一軍で見る機会が増えそうなチームの二軍選手や、正遊撃手・今宮健太の後釜となり得る選手について動画内で語っている。
今回の動画を受け、ネット上には「確かに現場からしたら士気に関わりかねない行動だと思う」、「確かにイン攻めで打撃フォームが崩れて思うように打てなくなった可能性はあるかもしれない」、「本人が言う通り野球関係無いかもしれないし、あんまり騒ぎ立てても仕方ないのでは」、「バレンティンは気分でプレーが左右される選手、モチベーターがいれば変わるかもしれないが…」、「自分みたいに復調を祈ってるファンも多いはずだから腐らずに頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。
「初来日した2011年から昨シーズンまでヤクルトでプレーし、今年からソフトバンクに所属しているバレンティンは、ヤクルトの9年間で『.273・288本・763打点』といった数字を残している球界屈指の長距離砲。その一方で扱いが難しい気分屋として知られ、2015年から2017年まで指揮を執った元ヤクルト監督・真中満氏は過去に『監督室で話した回数が一番多い選手』とメディアのインタビューなどで語っています。ただ、真中氏によると『お前はチームの看板打者だぞ』といった期待の言葉をかけてあげると、それを意気に感じてやる気を出してくれる選手だったとのことですので、こうした声掛けができる人材がいれば本人の気持ちも変わってくるかもしれません」(野球ライター)
今シーズン、9月30日終了時点で一軍では「.196・9本・22打点」、二軍でも「.179・1本・7打点」と結果を残せていないバレンティン。ソフトバンクは打撃指導はもちろん、精神面のケアに力を入れるのも一手なのかもしれない。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
池田親興氏の公式ユーチューブチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA