なんで立っていられるの...? 石の上の奇跡的なつり合いに「重力終了のお知らせ」「物理の法則が乱れる」
「どうして倒れないの...」
思わずそんな声が漏れてしまいそうになる1枚の写真が、ツイッターで注目を集めている。
ふざけてやってたら立って焦った pic.twitter.com/3Mzp4gFeya
— 篠宮はクラゲ (@Ku_ra_ge_2423) September 29, 2020
こちらはツイッターユーザーの「篠宮はクラゲ」(@Ku_ra_ge_2423)さんによる2020年9月29日の投稿。
石の上で、いくつかの道具が絶妙なバランスを保って静止している。
斜めに傾いたモンキーレンチの先には、コンパスが置かれ、鉛筆を固定する部分にペンチが開いた状態で留まっている。よく見ると、石の下にはハサミもあるし、とにかく「すごい」の一言なのだ。
投稿者は、この状況を
「ふざけてやってたら立って焦った」
と説明している。ふざけて...だと...。なぜ立ったままでいられるのか。写真を見た人も、疑問が尽きないようで、ツイッターには
「紛れもなく芸術」
「よく見たら石の下にハサミもあって草」
「どう見ても合成にしか見えん...」
といった声が寄せられている。
投稿者の趣味は「ロックバランシング」
10月1日、Jタウンネットが投稿者の篠宮はクラゲさんに詳しい話を聞いてみた。
学生である彼は、趣味が「ロックバランシング」だという。聞いたことがない人も、石や岩を積み上げて作るアートと言われれば、想像がつくかもしれない。名前に「バランシング」とついている通り、絶妙なバランスで岩石を積んでいくのだ。河原や海辺で挑戦している人を見たことがある読者もいるかもしれない。
彼は自宅でその「ロックバランシング」を、石とレンチなどを使って「ふざけて」やったのだそう。
つり合いがとれている...(画像は篠宮はクラゲ(@Ku_ra_ge_2423)さんから)
何度見ても、奇跡的なバランスである。接着剤を使ったといったオチでもないのだろうか。
「接着剤的なものは使ってないです。全部バラバラです。立てている最中はあくまでおふざけだったので、あまり真剣じゃなかったのですが、本当に立ってしまって驚きました」(篠宮はクラゲさん)
彼の投稿には「重力終了のお知らせ」「物理の法則が乱れる」などといったコメントも寄せられているが、上手に立った理由の推測はつくのだろうか。
「重力と引っ張る重さで、いい具合の釣り合いが取れたからかなぁ...と思います」
みなさんも机にあるボールペンやハサミで、バランスを取ってみてはいかがだろうか。至難の業には違いないが、できたときにはかなりの達成感がありそうだ。