ミケルソンも“大爆発”なるか!?(撮影:GettyImages)

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満を持して参戦したPGAツアーチャンピオンズ、ミズーリ州のオザークスナショナルGCで開催された「チャールズシュワブシリーズ・アット・オザークスナショナル」の初日、フィル・ミケルソン(米国)は11バーディ・1ボギーで「61」をマーク。圧巻は13番から18番まで5ホールを連続バーディでフィニッシュ。「61」はシニアデビューの最少記録も達成し、単独首位に立った。
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目指すは20人目となるシニアデビュー戦での勝利、7月にジム・フューリク(米国)がやはりデビュー戦勝利を飾っている。
「もちろん自分にとても期待している。ここで良いプレーができれば勝てる、勝たなくちゃいけない。もし勝てなかったら、『なんで勝てなかったの?』と言われるからね」とミケルソン。
「デビュー戦だからね、良いプレーをしたい」とやる気満々だ。
6月16日に50歳を迎えたミケルソン、当初はPGAツアーチャンピオンズへの参戦には否定的だったが、心変わりは突然やってきた。
レギュラーツアーはプレーオフを迎えているが、第1戦の「ザ・ノーザン・トラスト」で予選落ちに喫すると、残念ながら第2戦の「BMW選手権」へと進めずあえなくシーズンは終了。しかし今年はすぐさま9月にメジャーの「全米オープン」も待っている。
「ゴルフの調子がいいからね、プレーを続けてシャープさを保ちたい」と実戦の場をシニアに求めた。
大会は3日間、1打差の2位にデービッド・マッケンジー(オーストラリア)、3打差3位には崔京周(韓国)ら4人、6アンダーの7位にはビジェイ・シン(フィジー)、ベルンハルト・ランガー(ドイツ)、アーニー・エルス(南アフリカ)と蒼々たるメンバーが追いかける。
ザ・ノーザン・トラストではダスティン・ジョンソン(米国)が2日目に「60」、スコッティ・シェフラーが2日目に「59」をマークと驚異的な数字を叩きだした。残りはあと2日、ミケルソンが逃げ切れるかに大注目だ。(文・武川玲子=米国在住)

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