ヴィッセル神戸MFセルジ・サンペール【写真:Noriko NAGANO】

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神戸MFサンペールが海外メディアに語る 「常に日本で生活したいと考えていた」

 ヴィッセル神戸は4日、J1リーグ第2節でサンフレッチェ広島と対戦し0-3で敗れた。

 この日先発出場を果たしたスペイン人MFセルジ・サンペールは海外メディアのインタビューに応じており、「常に日本で生活したいと考えていたが、まさかこんなにすぐに日本で暮らせるなんて思いもしなかった」と心境を明かしている。

 約4カ月半ぶりに再開したJリーグで、神戸はホームでの広島戦に臨んだ。サンペールは主将の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタとともに先発出場を果たしたが、広島の堅守を崩せず3失点の大敗。今季リーグ戦初勝利とはならなかった。

 一方、海外サッカーサイト「BeSoccer」スペイン版は、サンペールに電話取材を実施したことを伝え、スペイン人MFは1年前に神戸に加入した背景について語っている。

「僕がここに来た最大の理由は、イニエスタだ。僕を説得するために、イニエスタから直接電話があったんだ。彼の仲間としてサッカーを楽しむことができるのは感激で、ここにいられて幸せだ。日本は常に尊敬してきた文化であり、前々からもっと知識を深めたいと思っていた。常に日本で生活したいと考えていたが、まさかこんなにすぐに日本で暮らせるなんて思いもしなかった」

 サンペールは日本の文化や伝統、マナーに感銘を受けたようで、「ここではすべてが異なる。私が大好きなのは、人々への尊敬、外国人への接し方だ。彼らはすべてに感謝し、礼儀正しい」と、日本人の振る舞いを絶賛していた。バルセロナで育ったサンペールだが、今ではすっかり日本での生活に魅了されている様子だった。
(Football ZONE web編集部)